不動産売却で損をしないコツ

 不動産売却で損をしないコツとしては、まず不動産の適正価格を知ることです。この適正価格を把握していれば、売主としてプロ目線での不動産の売買交渉が可能となります。

 

 良く身近にある不動産の売却が必要なケースとしては、親が亡くなり相続が発生したときなどが挙げられます。この様なときに相続人となる兄弟が複数存在すると、親の財産は一体幾らであろうかと悩まされる場合があります。仮に親の財産が不動産以外に預貯金等がある場合に、全財産を喧嘩なく分配するとなると必然的に不動産の価値は幾らであろうかという悩みに直面します。

 

 確かに、不動産売却の専門家は街の不動産業者であり、不動産の売却価格は取引当事者間の意志によって決するものであるという立場に立てば、はっきり言って不動産の鑑定評価は必要ありません。

 

 しかし、一生に一度しか受け取ることのない親から財産を街の不動産業者任せにして良いのでしょうか。業者サイドからすれば、200万円高く売れようが、売れまいが手数料的には6万円程の仲介手数料が増えたり減ったりするだけなので、とにかく売買契約を成立させようとします。本来はもっと高く売れたのでは?これでは安すぎるのでは?という疑念が晴らされず、もやもやとした思いを抱きつつ売却の時を迎えてしまって良いのでしょうか。

 

 その答えはNOではありませんか。

 

 なぜなら、不動産は持ち物の中で一番高価な物であるからです。そんな時、中立かつ適正な価値判断を下せるのが不動産の専門家である不動産鑑定士です。

 

 不動産鑑定士は、適正な価値判断を行うために不動産の市場性のみに偏った価値判断を行うのではなく、不動産の費用性、収益性からなる価格の三面性に基づいたアプローチにより不動産の価値判断を行います。この価値判断により求められた価格が鑑定評価額です。

 

 この鑑定評価額を携え、来たるべき不動産売却に備えることができれば、不動産売却の交渉人とし納得したうえでの資産処分が可能となるのではないでしょうか。

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